高校では教えてくれない奨学金の実態!毎月3.5万円返済中のサラリーマンが教える奨学金返済の苦労話!Part.2

奨学金

urasukeです。

今回は奨学金を気軽に借りないために、6年間で約700万の奨学金を借りたサラリーマンの返済の現実を紹介します。

奨学金受給額

日本学生支援機構の「平成30年度 学生生活調査」によると、奨学金を受給している学生の割合は、大学(昼間部)で55.5%、大学院修士課程で48.0%、大学院博士課程で53.5%となっているようです。

ここで注目したいのは、学部生の半分以上は奨学金を借りていることです。

この奨学金受給者のうちどのくらいの学生が、奨学金が借金である。この認識を持っているでしょうか?私も、学生時代は2種の有利子奨学金を毎月10万円かりていました。

当時は、借金との認識は薄く「将来返せばいいか」くらいの気持ちで考えていました。その結果、今は大変な生活を送っていることになっていますが。。。

私が奨学金を借りた経緯

私は、母子家庭で育ちました。母からは、「大学に行くためのお金はない。もし大学に行きたければ自分のお金で行きなさい。」と高校入学時から言われていました。

その中で、高校の先生から紹介されたのが奨学金でした。

当時先生からは、「奨学金を使えば、大学に行けるだけの学費を借りられるよ!先生も昔は借りていたから大丈夫。借金じゃないから!」と言われたことを覚えています。今となっては、とんでもない事を言われていますが、当時の私は「これで大学に行ける!」と考えていました。

幸いにも、受験で国立大学に進学できることになりましたが、年間学費54万円と県外生活のための生活費をどうやって賄うかを考えました。

そんな時、先生から有利子の二種奨学金だと毎月10万円を借りられることを教えてもらいました。当時は一種と二種を組み合わせて奨学金をもらう選択肢もありましたが、成績が若干足りずに二種だけで10万円の奨学金をもらうことになりました。

 



貸与

下表は、私が学生時代に借りた奨学金の合計です。

入学時増額金・・・30万円

毎月借入額合計・・・10万円×48カ月 = 480万円

総額・・・510 万円

社会人1年間から510万円の借金です。

奨学金の使い道

入学時増額金 30万円は入学金で使用しました。

毎月10万のうち4.5万円は学費のための積立金、残り5.5万円は家賃、携帯、光熱費

残りの生活費はアルバイトで稼いでいました。

まとめ

今回は、私が奨学金を借りた経緯と貸与額を紹介しました。

次回は返済が大変な理由を書いていきます。

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